線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約4年間 心理カウンセリングを受けてみた

線維筋痛症患者でもある、cocoroharadaがカウンセリングと出会ってどう変わったかを綴っています。

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた 第104回プロレスとアニメと線維筋痛症(6)

プロレスファンにしろ、アニメファンにしろ、人間の集まりです。同好の士が集えば話は盛り上がりそうですが、意外といつもそううまくとは限りません。 我こそ正しい!と一過言ある人間が集まれば、自然と共感より諍いを生みやすいことはなんとなく想像がつく…

線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた 第103回プロレスとアニメと線維筋痛症(5)

今現在「聴く」需要はとても高い気がします。特にボランティアで施設やホームを回る方なんかには必須のスキルになりつつあります。 でも、普通に話聞いてくれる人が周りにいると、わざわざ人を呼んでまで話を聴いてもらう必要があるのか?ましてや有料でカウ…

線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた 第103回プロレスとアニメと線維筋痛症(4)

残念ながら世の中には、決めつけと諦めと怖さが蔓延しています。自分自身も含めたすべての人にそれらはありますが、向き合い、立ち向かうことは普通しないと思います。 ですから、そこにあってもなかったかのように扱う方が楽なのです。決めつけてしまえば、…

線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた 第101回プロレスとアニメと線維筋痛症(3)

今回三題噺としてお話する、プロレスとアニメと線維筋痛症には、とある共通点があります。それは「そこに確かにあるのに、なかったような扱いをされている(されていた)」点です。近年プロレスがブームといわれていて、新しくファンになられて観に来られる…

線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた 第100回プロレスとアニメと線維筋痛症(2)

人間の最低限の権利として、自分が芯から望んだ人生を生きることがあります。てすが、それすらかつての私は放棄して生きてきました。 幼少期、人付き合いも苦手で家に篭りがちだった私の唯一の拠り所が当時「テレビまんが」とひとくくりにされていた特撮やア…

線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた 第99回プロレスとアニメと線維筋痛症(1)

今回は箸休め的に、多少論理を飛躍させてみようと思います。題して「プロレスとアニメと線維筋痛症」。 ふざけているように思われるかもしれませんが、しばしお付き合いください。そもそも半世紀以上生きてきて、これらの要素が自分の中にあるというのは最早…

線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた 第98回ミラーニューロンと理想の自分(8)

ミラーニューロンはいいことも真似ますが、悪いことも真似ます。それは自分でどうこうできるレベルの問題ではなく、ある意味自然なことだとも言えます。 では、外部から影響を受けて、それが悪いことだった場合、どうしたらいいのでしょうか?よく世の大人が…

線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた 第回ミラーニューロンと理想の自分(7)

よく他人は自分の鏡だといわれています。心理学における投影とは、自己の悪い面を認めたくないとき、他の人間にその悪い面を押し付けてしまうような心の働きを言うのですが、脳科学的には「自分が相手の鏡になっている」と考えられているそうです。なんとな…

線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた 第97回ミラーニューロンと理想の自分(6)

内蔵の多くは筋肉と違い、トレーニングすれば鍛えられるものではありません。しかし、脳に関して言うならば、例外ともいえます。 推論、記憶、学習、計画、適応の能力が最適化された状態を認知適応性といい、これを高めることで死ぬまで脳は鍛えられるのだそ…

線維筋痛症とともに生きている、  復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた  第96回ミラーニューロンと理想の自分(6)

人間、健康を失うと自信がなくなります。自信がなければ、緊張し、萎縮して、能力を発揮できなくなります。 こうなると、ますます幸せから離れていく可能性が高くなりますね。 自信を持つためには、一般には自信を持ちたい分野で成功体験を積み重ねることだ…

線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた 第95回ミラーニューロンと理想の自分(5)

共感能力を備えたミラーニューロンをもつ我々人類はなぜお互い分かり合えないのでしょうか?現実世の中では争い事が絶えませんし、共感も感じにくい印象があります。 生きやすいか、生きにくいかでいえば、生きにくい世の中なんじゃないでしょうか。 実はミ…

線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた 第94回ミラーニューロンと理想の自分(4)

神経細胞ミラーニューロンの形成は、生後間もない赤ん坊のときに既に始まっているそうです。 たとえば母親が笑いかけると、赤ちゃんは笑い返しますし、母親が答えて笑いますね。この繰り返しで、ミラーニューロンが育まれるそうです。 これが、成長すると、…

線維筋痛症とともに生きている、  復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた  第93回ミラーニューロンと理想の自分(3)

ミラーニューロンという神経細胞は別名「モノマネ細胞」と呼ばれています。 例えば、誰かが転んでケガをするのを見たときや、プロレスラーが常人ならば確実に死ぬような大技をくらったりしたシーンを見た時などに、思わず「痛っ!」と叫んでしまうことってあ…

線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた 第92回ミラーニューロンと理想の自分(2)

ものまね細胞、共感する細胞と呼ばれているのが、ミラーニューロンという神経細胞です。 テレビドラマや映画などの悲しいシーンを観てそれが演技だと解っていても、感情がたかぶり涙が溢れることがあります。これがミラーニューロンによるものなんですね。 …

線維筋痛症とともに生きている、  復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた  第91回ミラーニューロンと理想の自分(1)

私たちの脳に、ミラーニューロンと呼ばれる神経細胞があるのをご存知でしょうか?他人がしていることを見て、我がことのように感じる共感(エンパシー)能力を司っているとされています。 愚痴をこぼしたり、人の悪口を言ったり、暗い話ばかりしている人と、…

線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた 第91回本当はこわい低体温症(10)

低体温を改善するにはどうしたらいいでしょう か?一般的には糖分には体を冷やす作用があり、 低体温の原因となるので、できるだけ食べないようにする。温かい飲み物を飲む。また、旬の野菜や果物を摂取して食べない系ダイエットは避ける。 低体温の状態では…

線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた 第90回本当はこわい低体温症(9)

インフルエンザの予防接種を怠ったばかりに、全治一年という長い間、通院し続けた私は、この時低体温症の怖さを思い知りました。 いくら優れたクスリを投与しても、身体が受け付けないと、機能しないんですね。機能しても処理スピードは大幅に遅くなるんです…

線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた 第89回本当はこわい低体温症(8)

免疫とは、体内のリンパ球が細菌やウイルスなどの異物を排除する反応のことです。免疫の本来の目的は、実は病気を防いだり治したりすることではなく、異物を排除することなのですが、異物を排除しようとして頑張った結果、病気などが治る結果につながってい…

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第87回 実は怖い低体温(6)

低体温が大問題の要因になりかねないことは最近ようやく認識されてきましたが、それまでは世間一般はもちろん、当事者である私でさえも大事だとは露ほども思っていませんでした。 しかし、問題がそこにあると認識しているか、そうでないかでは大きな差ができ…

線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた 第88回 実はこわい低体温(7)

そこに確かにあるのに、ないように扱われる。実は線維筋痛症にしろ、低体温にしろ、そこがかなりでかい問題ではないかと私は思っています。 とはいえ、体温は測れますし、線維筋痛症も一般的検査「VAS」や「ペインビジョン」などで、一応測定可能です。 です…

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第86回 実は怖い低体温(5)

日本には通称「座敷牢」というものがあり、精神病と見られる症状を呈した者は家族によって養われていました。少なくとも第二次大戦前には実在していたものです。正式名称は「私宅監置」と言います。 当時としては向精神薬もなく、治しようがないため、社会防…

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた -第85回 実は怖い低体温(4)

今でこそ低体温症というのは広く知られるようになりましたが、私の子ども時代には、当然のように「あってもなかった」かのように扱われていました。 価値観の多様性なんて言葉は本当にごく最近になって言われはじめたことで、それまでは異形のものは排除され…

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第84回 実は怖い低体温(3)

低体温は調べてみたら、食生活、つまり冷たいものをとりすぎたりしたことでおきるとされています。しかしこれだと、子ども時代から平熱が5度台だった私のような事例は当てはまりません。 あくまで私の考えですが、この場合は「遺伝」という要素も含まれるの…

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第83回 実は怖い低体温(2)

厳密には冷え性と低体温は別なものとして考えられています。低体温の原因は生活習慣にあると考えられているそうです。これに対して冷え性は末端神経の収縮で血流が悪くなった状態をさします。 低体温になると、血行が悪くなり、 細胞の機能が低下します。す…

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第82回 実は怖い低体温(1)

線維筋痛症というと、痛みがクローズアップされがちですが、冷え症というのも忘れてはならないポイントです。ストレスなどが原因で末端が冷え、冷え性がさらにストレスを増長させることを繰り返すと、将来重大な病気になり命にかかわることにもなりかねない…

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第81回 ブラック企業と働き方について(12)

線維筋痛症の人の性格傾向ですが、強迫傾向、完全主義、執着性、自己犠牲、攻撃性、几帳面さ、不安傾向、抑うつ傾向、真面目、模範的、頑張り屋さん、自己抑制的、他者の評価を気にすること、周囲の期待に応えようとする過剰適応などがあげられています。 実…

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第80回 ブラック企業と働き方について(11)

カウンセラーの勉強をしはじめたころに「心身一如」という言葉を知りました。心と身体は分けて考えないという東洋医学の考え方で、体と心の症状は別物と考えていた西洋医学でも、物質的だけでなく、ストレス要因も重視されるようになってきていますから、病…

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第79回 ブラック企業と働き方について(10)

線維筋痛症というのは、人から見ると非常にわかりにくい病気だと思います。見た目でわかるなら苦労はしないのに、多岐にわたる症状の多くは伝わりにくいものばかりです。 ですので、他人にわかってほしいという気持ちは人一倍あると思います。それが職場の環…

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第78回 ブラック企業と働き方について(9)

私の「(自分には)関わらないで」というメッセージはどこから来たのでしょうか。源流までたどれば多分幼少期の、記憶にもない体験があるはずですが、このメッセージが強化された記憶ならハッキリしています。 もともとあまり積極的に人と絡もうとはしなかっ…