線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約4年間 心理カウンセリングを受けてみた

線維筋痛症患者でもある、cocoroharadaがカウンセリングと出会ってどう変わったかを綴っています。

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた -第85回 実は怖い低体温(4)

今でこそ低体温症というのは広く知られるようになりましたが、私の子ども時代には、当然のように「あってもなかった」かのように扱われていました。

 
価値観の多様性なんて言葉は本当にごく最近になって言われはじめたことで、それまでは異形のものは排除され続けてきました。
 
人間は意外と自分が基準になっていることがたくさんあります。それがたくさんいると「世の中の基準」というものになり、それから外れているものには基本無関心です。
 
ですから、平熱6度5分が「一般的」だとすると、「熱が出ている」状態とは8度近くになってはじめて言われるわけですが、平熱5度の人間が8度の熱出していたらどうなるか?ということなは想像が及ばないわけです。
 
「平熱35度の人が36度まで体温が上がった場合、この人は熱がある、または一般人の37度のときと同じ状態だと判断してよいのでしょうか?」というような内容の質問が某所に掲載されていたのをみたのですが、低体温でない人の認識というのはこんな感じです。
 
ただし、質問者の方はまだ低体温の人を、理解しようとして、投稿されている分マシなんですね。
 
昭和時代の大人の反応なら7度で「熱がある」などと子どもが言おうものなら「微熱だ!寝てないで学校にいけ!」と言われるのが関の山でしょう。
 
つまり、理解されるとかされないとか以前に病人としてさえ扱ってもらえない時代がつい最近、いや、今でもあるということなんですね。
 
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