線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約4年間 心理カウンセリングを受けてみた

線維筋痛症患者でもある、cocoroharadaがカウンセリングと出会ってどう変わったかを綴っています。

線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた 第97回ミラーニューロンと理想の自分(6)

内蔵の多くは筋肉と違い、トレーニングすれば鍛えられるものではありません。しかし、脳に関して言うならば、例外ともいえます。 

推論、記憶、学習、計画、適応の能力が最適化された状態を認知適応性といい、これを高めることで死ぬまで脳は鍛えられるのだそうです。   

で、脳内神経の一つであるミラーニューロンもまた鍛えることが可能なんですね。ではミラーニューロンを含めた脳そのものをどうやって鍛えていくんでしょうか。

一説には「経験から学ぶ」「一生懸命遊ぶ」「斬新さを求める」「異なる意見に耳を傾ける」などがあるそうです。

経験は手本を真似るというミラーニューロンの特徴そのものを使うことですし、一生懸命遊ぶことは、創発性や発明につながる能力を意識的に活用して、脳を活性化していくことにつながるんですね。

また、斬新さを求めることは右脳の活性化になりますし、異なる意見からは新しい認知パターンを得ることが可能になります。

ただし、経験はとらわれすぎると、新しい認知パターンを得にくくなりますし、新しい認知パターンを手にすることは未知なるものに触るわけですから、怖いことでしょう。

真面目な人には遊ぶことに慣れてないでしょうから、遊ぶこと自体に罪悪感を感じるかもしれません。

となれば、これら決めつけやあきらめや恐さと向き合い、それらを自分の中から外していく作業もまた必要になってきます。

しかし、ものは考えようです。どうせ今の生き方が苦しいのならば、新しい認知パターンを手に入れ、脳を活性化して楽な自分のライフスタイルを手に入れた方がよいのかもしれません。

それを選択するのはあくまで自分自身です。今のまま止まるもよし、先に進むのもよし。あなたは本当はどうしたいですか?