線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約4年間 心理カウンセリングを受けてみた

線維筋痛症患者でもある、cocoroharadaがカウンセリングと出会ってどう変わったかを綴っています。

線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた 第103回プロレスとアニメと線維筋痛症(5)

今現在「聴く」需要はとても高い気がします。特にボランティアで施設やホームを回る方なんかには必須のスキルになりつつあります。

でも、普通に話聞いてくれる人が周りにいると、わざわざ人を呼んでまで話を聴いてもらう必要があるのか?ましてや有料でカウンセリングなんか受けて意味があるのか?という疑問もあるでしょう。

しかし、現実は話を聴いてもらいたい人は大勢います。なぜなら、聴くスキルのない人は、

(1)話し手の話を自分の尺度で決めつける。

(2)話し手の話に自分の意見を挟む。

(3)話題そのものに自分の主観で意見する。

…事を得てしてやりがちです。大なり小なりやらかしてますから、意外と時間割いてもらった割にスッキリしない時は、聞き手が大概この3つをやっている可能性はありますね。

で、大半の方は「話聞くよ」といいつつ、いざはじめてみたら、相手が実は話を聞いていないばかりか、逆に聞かされてしまうわけです。ですからスッキリしないんですね。

私がなぜこんな話をしたかというと、線維筋痛症患者って特に話を聴いてもらえてない感が強いのではないかと思っているからです。

よく問題になるドクターショッピングもしたくてしているわけではなく、お医者さんに話を聴いてもらえず、やむにやまれずというパターンが多いのではないでしょうか?

まあ、全員が全員私と同じではないでしょうけど、私が散々「お医者さんに話を聴いてもらえてない体験」をしている以上、一定数はいると思うんですね。

そして、プロレスファンやアニメファンも話聞いてもらえてない感じの人が多い気がするんですよ。だから身内で凝り固まり、一見さん排除に動きやすい感じが私にはしています。

もちろん全員が全員そうだとはいいませんが、チラチラ見かける事例なんで、取り上げてみました。

こうして見ていくと、話を聴いてもらいたい人ほど、実は人の話はあまり聴く耳持たないケースって少なくないのかなあ、と私なんかは思っちゃいますね。