線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約4年間 心理カウンセリングを受けてみた

線維筋痛症患者でもある、cocoroharadaがカウンセリングと出会ってどう変わったかを綴っています。

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第53回 課題を資源に変える(1)

とある勉強会に出た時に「課題を資源に変える」という言葉を聞きました。なかなかいいフレーズだなあと思い、耳に残りましたので、そういう観点から今回はお話したいと思います。しばしおつきあいください。

諺に「アバタもエクボ」というものがあります。本来は「愛する者に対しては、欠点さえも長所に見えることのたとえ」であるという意味なんだそうです。まあ恋愛に限らず、視点を変えてみるというのは新しい気づきが生まれる可能性が高いと、体験上私は考えます。

そもそもカウンセリングにおいては、問題を資源に変え、アバタもえくぼに変えるように、物事を一面だけでなく多面的にみていくと、一面からだけではわからなかった多様性がみえてくることが多くあります。

では私の場合の「アバタ」とは間違いなく「線維筋痛症」のことになります。これがどう「えくぼ」に変わるのか?断っておきますが、自分の病気に関して恋愛要素はゼロです。従ってこれをどうやったらエネルギーに変換できうるかを考えてみようと思います。

今既にできていることとしては

(1)ブログで発信するネタになっている。
(2)自分が患者でもあるため、ネタがすべて実話
   →説得力がうまれる
(3)カウンセラーとしての独自性になっている。

どうしても痛みのない生活を望むあまり、「できていないこと」にフォーカスしがちなんですが、「できている」ことにフォーカスすると、ちょっと考えただけで3つ「も」できていることがあったんですね。

視点と考え方ひとつでは線維筋痛症だってえくぼ・・・まではいきませんが、武器になりうる要素だなと、自分でも新しい発見ができました。まあそうはいっても痛みや多岐にわたる症状を抱えているので、100%これが武器だ!とは思えないのも事実ではありますけどね。