線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約4年間 心理カウンセリングを受けてみた

線維筋痛症患者でもある、cocoroharadaがカウンセリングと出会ってどう変わったかを綴っています。

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第54回 課題を資源に変える(2)

これは実際にあったお話です。

まだわたしがうつ状態が酷く、心療内科整骨院との往復しかできないでいた頃、契約していた携帯はガラケーでした。

しかも、ネットに接続しない一番安い契約でした。ところがあまりに待ち時間が長い。整骨院も一時間まちはザラ。心療内科にいたっては最長6時間という事態もありました。

あまりにヒマすぎて、契約してないことも忘れてついつい携帯でネットをみるようになってしまいました。

当時の私は自分が何をしているのかさえ、よくわかっていなかったので、とにかく時間さえ潰れたらなんでもよかったのです。

しかし、後で請求がきてびっくり!当時の契約で月2〜3,000円という支払いがその月だけ八万になっていたのです。

幸いにしてまだ前職で貯めた貯金がありましたから、それで支払いはしましたが、かなり凹みました。

それから数年後、持っていた携帯が壊れたため、ショップにいきました。すると「お客様、ポイントがかなりありますので、これ使うとiPhoneに機種変できますよ」といわれたのです。

どう考えてもポイントが貯まった原因はあの八万しか考えられません。というわけで、機種代0円で私はiPhoneを手に入れたのです。

このようにその時にはネガティヴな問題が時を経てポジティブな結果になることはあるわけです。

問題に囚われている時は視野が狭くなり、原因を追求するあまり、他者や自分を攻撃してしまいます。

しかし、問題を主観的ではなく、客観的に捉え直すことで見え方が変わり、何かに気づけるかもしれないのです。八万の出費は痛すぎましたが、結果還元されたこの体験は私にとってはとても貴重な事例になりましたね。