線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約4年間 心理カウンセリングを受けてみた

線維筋痛症患者でもある、cocoroharadaがカウンセリングと出会ってどう変わったかを綴っています。

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第62回 線維筋痛症と睡眠障害2

線維筋痛症には若年性線維筋痛症言って、発症年齢が9~10歳のころに疼痛がでてくるものがあります。

 
若年性線維筋痛症の子どもは、 性格も際立っており、いわゆる「良い子」で、
真面目、頑固、完璧主義、潔癖主義、妥協を許さないなど柔軟性の欠如があり、
コミュニケーション障害、融通性に欠ける性格、他人への過剰な気遣いなどが特徴としてあげられるそうです。
 
なんでこの話をしたかというと私はもともと若年性の線維筋痛症だった疑いがあると医師からもいわれているからです。
 
最初、今の病院にかかるときに病歴だけではなく、成育歴や家庭環境、性格なども聞かれたことを覚えているのですが、今考えると発症年齢を知りたかったんだなと理解できます。
 
そういえば痛みを感じたときは祖母の湿布薬をわけてもらって ましたし、冷え症もありました。また睡眠障害も当時からあったことも思い出しました。
 
いわゆる悪夢というやつを頻繁に見ては飛び起きるということを繰り返していたんですね。

これは睡眠障害の一種で「悪夢障害」と呼ばれて診断されるものだということを、心理学を勉強し出して知りました。
 
悪夢は、大人よりも子どものほうが多く見る傾向にあり、ピークは610歳で、
成長とともに頻度は減りますが、生涯にわたって悪夢が続くこともあります。
 
ということで若年性線維筋痛症とリンクする年齢であることも注目 されるところです。
 
 当事者として辛いのは、目覚めたあとに少し落ち着いたのでもう一度眠ろうとしても、「また、あの悪夢を見るの
ではないか」という恐怖心が起こり、 
なかなか寝つけなくなってしまうことです。
 
そしてそれが結果として十分な休息が取れず痛みを生むもとになっていくという悪循環を引き起こします。たかが睡眠障害と侮ることなかれということです。