線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約4年間 心理カウンセリングを受けてみた

線維筋痛症患者でもある、cocoroharadaがカウンセリングと出会ってどう変わったかを綴っています。

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第59回 課題を資源に変える(7)

おかしなもので自分の存在を自分が認められたことで、自分の人生がこれまで見たことのない輝きを放ちはじめた気がしています。

見ている風景は何てことのない日常なんですけど、毎日がキラキラしているなんて今までは思いもしていませんでした。

ですので、なんとかの一つ覚えのような両親の小言も受け止めた上で、自分の中に消化できるようになりました。

肉親というのは物理的な距離を置いても血のつながりがある分、問題となった場合、へたすれば一生引きずりかねないものです。

「ぎゃあぎゃあ毎回同じことばかり言いやがって!」から「ぎゃあぎゃあ毎回同じことを言われている自分はダメなんだ」という風になっていくのが、今まで私のお馴染みパターンだったんですが、受け止めることができるようになると、「そう言われている自分もアリなんだ」と自分の反応が変わっていたのです。

知識として「過去と他人は変えられない」という事実を叩き混んできたにも関わらず、なかなか意識しないと思考が切り替わらないでいた私が一旦自分を無意識レベルで許せるようになると、この文言が意識しなくても理解できるようになっていたのです。

自分の生き方は第三者がどうこう言えるものではありません。自分の人生は自分のものです。もし自分の人生を生きているはずなのに、何らかの違和感を感じることがあるとしたら、どこかに無理がきてないか、を探ってみるのも一つの手かもしれないですね。