線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約4年間 心理カウンセリングを受けてみた

線維筋痛症患者でもある、cocoroharadaがカウンセリングと出会ってどう変わったかを綴っています。

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた第60回 課題を資源に変える(8)

若い頃にはわからなかったことですが、歳をとると回り道したと思えることでさえ、全てが線になって繋がっていたことを実感することが多くなりました。

最初は絵を描く仕事を目指していたのに、営業マンになり、コンビニの責任者になり、今はカウンセラーです。間に色々ありますが、これらのスキルで無駄になっているものはありません。

絵を描くスキルは芸術療法を行う時に使っていますし、営業マンのスキルは文字通り人に会って不自由なくしゃべれていることなど様々な場面で役立っています。

コンビニ時代では人に仕事を教えることもしてました。これは今、講座をやる時にフル活用していますね。

まあ、たらればの話をしても仕方ありませんが、願いどおりに最初の時点で絵描きになれていたとして、それで満足できたかどうかは何とも言えないですね。

願いもしない人生を歩んでいる渦中にいると、その全てが問題であり、苦しい道のりでしかありませんでした。それもまた事実です。

しかし、見方を変えるとこれらのスキルは全てが今の私の強みになっているのです。若い頃に「人生に無駄なし」という話を散々聞かされていた時点では全然実感がわきませんでしたけどね。

一見すると行き当たりバッタリで計画性も何もない人生なんですが、様々な起伏を乗り越えた先に、今があるのだと考えると、今までの人生は無駄ではなかったなあ、と思えるのです。