線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約4年間 心理カウンセリングを受けてみた

線維筋痛症患者でもある、cocoroharadaがカウンセリングと出会ってどう変わったかを綴っています。

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第58回 課題を資源に変える(6)

肉親との関係がうまくいかないことに関していうと、自分がまだこの問題を資源にまでは昇華しきれていないかなと思います。

人間関係の改善に役立つ心理学を習いながら、それが親との関係では十分に生かせない。そのもどかしさは私も常々感じているところではありますね。

カウンセリングでは主観体験を客観体験で見直してみるということをします。主観はあたかも今ここでおこっているかのように、問題を感じていますが、そういう自分を外側から見てみると人は意外と冷静になれるものです。冷静になると気づきが生まれ、問題解決に向かって一歩前進していく力になります。
 
ですが、これを一人でやろうとするとどうしても無理があるんですね。軽い問題なら一人でワークしてもそう問題はないのですが、深いもの、特に血のつながった肉親との人間関係などになってくると、なかなか自分でイメージしようと思っても難しいものです。
 
そこで、第三者が物理的に相談者を客観視してもらい、自分一人では気づけない問題解決をお手伝いしてもらうわけなんです。そこには当然ですが、心理学の知識や、カウンセリングの技術も必要になってきますから、お友達に相談するのとは事情が異なってきます。
 
カウンセリングの値段はそれ自体が形のないものですから、その対価も効果があれば、実感として感じられるかもしれませんが、カウンセリングをやったからと言って即効果が表れるとは限りません。
 
保険も適用されていませんから、カウンセラーによっても値段がまちまちになっています。ただ高いから、安いからというより、このカウンセラーと自分との相性がいいか、悪いかで決めていく方が、よりすっきりする率は高いかもしれないですね。
 
ちなみに私の場合「直観」で決めました。カウンセリングを受ける前まではお会いしたこともない先生でしたが、今もって同じ先生にカウンセリングを受け続けています。困った時には直観に従ってみると意外とうまくいくのかな、と思ったりもしています。