線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約4年間 心理カウンセリングを受けてみた

線維筋痛症患者でもある、cocoroharadaがカウンセリングと出会ってどう変わったかを綴っています。

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第二十六回・私の病気は線維筋痛症だった (8)

痛みにも肯定的な意味があるという考え方が
心理学にあるのは事実ですが、

これを線維筋痛症の当事者にうっかり言おう
ものなら大変なことになります。

なぜなら、主症状である痛みは他人が想像
する以上に苛烈極まりないものだからです。
意味とかいう以前に「手や足を切り落とし
てもいいから楽になりたい」というレベル
だとお考えください。どうにもならないから
こそ自殺をも選びうる病気なんです。

ですので、まず痛みに肯定的な意味がある
と考えること自体が不可能に近いのです。
ましてや難病指定からもはずされ、治療
には高額なお金がかかるのも事実です。

私のような比較的軽い症状の人間でさえ
も日常生活を維持するためには結構な
医療費を使います。

痛みに向き合う前にしないといけないこと
が山のようにあります。それを経てはじめて
自分と向き合えるところまで行けるの
ですから、いかに「痛みに肯定的な意味が
ある」事が事実であったとしても患者には
「それどころではない」わけです。

ではなんで私が繰り返し「痛みにも肯定的
な意味がある」ということをお伝えしている
のか?

答えは「線維筋痛症の予備軍を減らしたい」
からです。正直ほかの精神疾患でも診断が
おりるレベルになるとカウンセリング一本
ではどうにもならないことの方が多いし、
私も専門医の受診を勧めます。

なぜなら、私自身がカウンセリング一本で
今のような生活を手に入れたわけではなく
受診や、ほかの治療とあわせた複合技で
かろうじて日常生活を維持できるレベル
にいられることを身をもって知っている
からなのです。

カウンセリングが万能でないからこそ
病気になる一歩手前で、大事にならない
ようにするわけです。
 
そこで早めに気づくことの大切さが
でてくるんですよ。
 
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