線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約4年間 心理カウンセリングを受けてみた

線維筋痛症患者でもある、cocoroharadaがカウンセリングと出会ってどう変わったかを綴っています。

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第31回・心理カウンセラーへの道(5)

もともと絵が好きで一時期は絵の道で食っていけないか、真剣に考えた

事があります。それを「食えないから」という理由で諦めて就職し、
「自分の好きなことでは飯は食えないんだ」という思い込みとともに
ずっと生きてきました。
 
そんな私が「なんか肩書きがほしい」という理由で、
不本意ながらイラストレーターを名乗るはめになったの
ですから、当時の私にしてみれば皮肉以外の何物でも
なかったのです。
 
一回イラストレーターとしてイベントに出展したことが
ありました。ちょうどこの前後にもごたごたがあって、
精神的にも参ってましたが、需要があるとかそういうの
をお構いなしに、とりあえず「進んでみよう」と勢い
で参加したのはよかったものの、結果は惨敗。
 
どうにか出展料のもとはとれたものの、改めて絵の道では
食っていけないんだという現実を思い知らされてへこんだ
ものでした。
 
今だったらマイナスからスタートした自分が僅かばかり
でも稼いだという点に目が行くのですが、この時の
私はいいところより悪いところばかりみようとして
いました。
 
そんな折、ハロワで見つけたのが基金訓練という三か月
で就職に必要なスキルを身につけられると制度でした。
「これしかない!」と思ってさっそく飛びついたのです
が、実はこれが大きなターニングポイントにもなって
いったのです。
 
当時は単に「今の現状を打破しい」という思いだけ
でしたが。