線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約4年間 心理カウンセリングを受けてみた

線維筋痛症患者でもある、cocoroharadaがカウンセリングと出会ってどう変わったかを綴っています。

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第二十八回・心理カウンセラーへの道(2)

つい最近まで通っていたキャリアカウンセリングでは

相手のカウンセラーさんが変わることもざらにありま
した。
 
以前話した内容が引き継がれていくわけではないので
相手が変わればまた一から自分のことを説明していく
必要があります。
 
以前でしたら、こういうことはかなり億劫に思って
いたものでしたが、当時はほかにわかってくれそう
な場所もなかったし、自分の中にたまった鬱屈を
外に放出したかったんでしょう。意外と苦にはなり
ませんでした。
 
こうして何年も何年も積み重ねていくとだんだん
要領を得ていくもので話す内容も整理され、前
なら持ち時間90分あっても足らなかったところ
が、短い時間ですむようになってきたりも
しました。
 
そうすると自分の中でいろいろな気づきや発見が
生まれてくるようになったのです。こうして
本当に少しずつゆっくりと私は社会復帰にむけて
歩み始めていくことができました。
 
実は別な場所でもキャリアカウンセリングを
もうひとつ受けていたのですが、そっちでは
こういう「腑に落ちた」体験をすることは
できませんでした。場や人との相性もあった
のだと思います。
 
そういう意味ではただ黙って私の話を聞いてくれ
たこと、何者でもなかった私をただ受け入れて
くれたことに関しては、ただただ感謝するだけ
です。