線維筋痛症とともに生きている、 復活サポートカウンセラーが約4年間 心理カウンセリングを受けてみた

線維筋痛症患者でもある、cocoroharadaがカウンセリングと出会ってどう変わったかを綴っています。

線維筋痛症とともに生きている、 - 復活サポートカウンセラーが約 4 年間- 心理カウンセリングを受けてみた - 第47回 線維筋痛症患者である私の個人的悩み(4)

カウンセリングではとにかく徹底的に自分と向き合う作業をしていきます。「自分は変わりたいんだ!」という確固たる決意がないと、かなり苦しい作業になります。

得てして袋小路にはまっている時は、自分のいいところになど目がいきません。だいたい悪いところにしか目に入らないので、向き合うと苦しくなる一方なわけです。

要は自分のネガティヴな面ばかりにフォーカスするより、ボジティブな面に目を向けられたら、苦しみも軽くなるわけですが、そのメカニズムを頭で理解していても、袋小路にはまると、自力で抜け出すことが難しくなるのです。

私が自分にカウンセリングが必要だと感じたのは、第三者であるカウンセラーの協力が、自分の問題解決には必要だということを、回数重ねるたびに強く認識させられたからにほかなりません。

袋小路に入って見えにくくなる自分自身を外から客観視してもらえると、そこから新しい気づきがうまれてきます。

その気付いた瞬間というのは、気づけないでいる時が苦しければ苦しいほど、形容しがたい開放感に包まれます。

もっともその苦しみはあまりにきついため、カウンセリングをやめてしまう人も少なくありません。しかしそれはある意味仕方ないことでもあります。

カウンセリングを受け続けるというのはそれだけ大変なことなんですよ。